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(二) イブルの十二部族の嗣業の地〔カナン〕への変化   [神聖の系譜]


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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦 
 
第三部 イブル〔ヘブライ〕の十二部族
 
  第一章 旧約聖書のイブル人部族化
 
 (二) イブルの十二部族の嗣業の地
     〔カナン〕への変化  
 
  「民数記」第十三章に
 モーセの言葉に従って採り入れた
 「父祖の地」カナンへは結局ヨルダン川を
 東から西へ渡って各部族ごとに
 定住することができた。
 
 その時期
 紀元前一二〇〇年を過ぎと考えられている。
 
 ここでその父祖の地である嗣業の地への
 部族配置を大雑把(おおざっぱ)に紹介しておきたい。
 
 定住した全域は塩の海(死海)の南端を
 東西に伸ばした線から以北で北端は
 レバノン山脈の南レオンチス川が
 地中海へ流れ入る地域辺りまでである。
 
 まず塩の海の北端から西方地中海までの領域に
 南からシメオン族、次いでユダ族が入った。
 
 そして塩の海の北端から西方地中海までに
 ベニヤミン族、ダン族が、
 その北にエフライム族、その北にマナセ族、
 さらにその北ゲシェルの海辺りまでに
 イッサカル族、その西にセブルン族、
 ゲシェルの海の西岸からナフタリ族。
 
 このセブルン族、ナフタリ族は
 地中海とゲシェルの海の中間辺りまでで、
 地中海沿岸、あではアシェル族が入った。
 
 また死の海の東側地域中部から北、
 ヨルダン川の東岸地域には
 ルベン族、ガド族、さらにその北方方面
 ヘルモン山東麓からダマスカス近くまでを
 マナセ族の半分が入った。
 
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M.K記

 連絡先:090-2485-7908

 


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(一) イブル人の部族化と十二部族 [神聖の系譜]


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メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦 
 
第三部 イブル〔ヘブライ〕の十二部族
 
  第一章 旧約聖書のイブル人部族化
 
  (一) イブル人の部族化と十二部族
 
  『旧約聖書』〔日本聖書協会〕
  「民数記」第一三章は次のように述べる。
 
   主はモーセに告げて仰せられた。
 
   人々を遣わして私がイスラエル人に
   与えようとしているカナンの地を探らせよ。
 
   父祖の部族ごとに一人ずつ、
   皆その族長を遣かわさなければならない。
 
   モーセは主の命によってパラシの荒野から
   彼らを遣わした。
 
   彼らは皆イスラエル人のかしらであった。
 
   彼らの名は次のとおりであった。
 
   ルペン部族からはザクルの子シャムア
   シメオン部族からはホリの子シャファテ
   ユダ部族からはエフネの子イグアル
   エフライム部族からはヌンの子ホセア
   ベニヤミン部族からはラフの子パルティ
   ゼブルン部族からはソディの子ガディエル
   ヨセフ部族、
    すなわちマナセ部族からはスシの子ガディ
   ダン部族からはゲマリの子アミエル
   アシュル族からはミカエルの子セトル
   ナフタリ族からはブフシの子ナフビ
   ガド族からはマキの子ゲウェル
   
   以上はモーセがその地を探らせるために
   遣わした者の名である。
 
   その時モーセは
   ヌンの子ホセアをヨシュアと名付けた。
 
 これらの部族名が
 イスラエル〔イブル〕の部族名とされる。
 
 ただし「レビ族」名はここにない。
 
 その理由は別に述べられる。
 
 イブル語における「部族」は ShVT であるいは
 MTH とも表記される。
 
 双方とも「部族」ながら「支族」とも
 考慮されている。
 
 つまりイスラエルの十二支族は
 一つの柱から分かれた「支枝」なのである。
 
 その事情は「創世記」第三十五章に詳しい。
 
 その十節は述べる。
 
 当節は主がヤコブに向かって語りかけている。
 
   神は彼に言われた。
 
   「あなたの名はヤコブである。
    しかしあなたの名は
    もはやヤコブと呼ばない。
    イスラエルがあなたの名となる。」
 
 この説明によって「民数記」が
 「イスラエル」といっているのがヤコブの系譜、
 つまり子孫であることが理解できる。
 
 同章二二節からの記述がそれを明白にする。
 
   ヤコブの息子は十二人であった。
 
   レアの息子がヤコブの長男ルベン、
   それからシメオン、レビ、ユダ、イサカル、
   ゼブルン、ラケルの息子がヨセフとベニヤミン、
   ラケルの召し使い
   ビルハの息子がダンとナフタリ、
   レアの召し使いジルバの息子が
   ガドとアシェルである。
 
   これらはパダン・アラムで生まれた
   ヤコブの息子たちである。
 
 つまり、
 イスラエルの十二部族名はヤコブ〔イスラエル〕の
 息子たちの名前に由来しており、
 「イブルの十二部族」は「イスラエルの十二部族」
 なのである。
 
 彼の息子たちを生んだ女性の名は
 レア、ラケル、ビルバ、ジルバであった。
 
 「創世記」はその女性たちの関係と息子たちの
 出生事情をかなり詳しく述べて
 各息子の名前の理由を述べているが、
 本書に転載する必要はない。
 
 ただし
 「ガド」と「ユダ」については後段で解説する。
 
  イスラエルの十二部族名は
 上記「民数記」以外にも登場している。
 
 参考のため記述しておきたい。
 
 まず上記「民数記」第二六章には次のようにある。
 
   ルべン族、シメオン族、ガド族、ユダ族、
   イッサカル族、ゼブルン族、
   マナセ族〔ヨセフの子孫〕、
   エフライム族〔ヨセフの子孫〕、ベニヤミン族、
   ダン族、アシェル族、ナフタリ族
 
 さらに『新約聖書』「ヨハネ黙示録」第七章にも
 以下の名称が述べられている。
 
   ユダ族、ルべン族、ガド族、アセル族、
   ナフタリ族、マナセ族、シメオン族、レビ族、
   イサカル族、ゼブルン族、ヨセフ族、
   ベニヤミン族、
 
 これらの異なる教典に登記されている
 部族名簿の名称は同じではない。
 
M.K記

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