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(2)極東へ運ばれた「神の箱」② [神聖の系譜]



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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
第5部 イブル・ユダ王国に奉祭された
     「十戒石」の運命 
第2章 神の箱〔十戒石〕の
       エルサレムからの退避行
(2)極東へ運ばれた「神の箱」②
 (B) 船に乗せられアラビア海へ出た「神の箱」
 
「神の箱」は奉祭するユダ族総がかりで
船に乗せられ彼らに守護されて
アラビア海へ出ていったに違いない。
 
船は太平洋へ出るまでの途次
安全なところを見定めて寄留した。
 
(1) ラカディーブ諸島
〔LacacadiveまたはLakshadweep〕
 
インド南端の西方
現ケララ州コーチン市の西方にある。
 
アラビア海の東端といってもよい
海中にある島々で、
その南方とはモルジブ国の島々が続く。
 
アデン湾からは紀元前後に開発され
知られるようになった。
 
季節風に乗って
インド洋を横断通過すればこの地域に至る。
 
何しろ大陸域は人も多く危険である。
 
小さな島に寄ったほうが秘密も保てるし、
はるかに安全である。
 
アデン湾を出て現イェーメンやイラン、
パキスタン、インドとアラビア海岸に沿って
航海するのは危険極まりなく採るべき航路ではない。
 
この諸島の透明を燻る語で解釈する。
 
〇Laccadive〔LVKh(VT)-DV、Iukh(at)-du〕
<板-二つの>二枚の板。
 
〇Lakshdweep〔Lukh(VT)-ShTVkh、Iukh(at)-shtuukh〕
<板-海中に出された>船で海に押し出された板
 
〇アンドロート島〔Androth〕ANDRTH、anedo ritoh
<記念碑、彫刻物(石)>
 
〇アミンディビ島〔Amindivi〕AMNH、DV、amenh-du
<契約(の石)-二つの>二枚の契約(証拠)の石
 
これらの島称はモーセの「十戒石」に係わる用語。
 
因みに対岸のケララ〔kerela〕州名は
イブル語KLL、kelal「掟」「原則」ながら
「社会」「大衆」の語義があり、
イブル人の共同社会をいうものである。
 
ガド族はなど先に渡来していた人々の居留地である。
 
「十戒石」を納めた「神の箱」は
ここに永く安置されていたのではなく、
船は東方へと航海して行った。
 
(2) ニコバル諸島〔Nicobar、Nicobal〕
 
ニコバル諸島はインド洋東北区域、
ベンガル湾の外で
ミャンマー・タイ半島部に
近い海中の島々で、
北側にアンダマン諸島、
南東に海を行くと
インドネシアのスマトラの北端に至る。
 
わずかに200kmである。
 
諸島中のカタハルkatchallには
ミシャMishaなる町があって、
同名がモーセ名に由来するとも推測される。
 
カタハル は〔KTV-Khll katau-khell:文字-掟〕で
「十戒(掟)の刻み文字」と十戒石の印刻文を指し、
それはモーセのなせる所であった。
 
ニコバル Nicobar は NK-BRYT 
〔休む(上陸する)-契約〕で
「契約(十戒石)の休息(上陸)」と、
ここに十戒石を納めた「神の箱」を
陸揚げしたとの記録である。
 
とはいえ、
この地も安置の聖所を設けるには
万全な場所ではなかった。
 
さらに東方へと移動して行った。
 
ニコバル諸島を南下すると
マラッカ海峡を通ることになる。
 
その海峡名はマレーシアの都市名
「マラッカ」に依っており、
同名が古いものであることが理解される。
 
(3) マラッカ〔Melaka・Malacca:マレーシア〕
 
マラッカは
首都クアランプールの南数時間の
海峡の海に面した小さな地域で、
後にポルトガルやオランダの
植民港に使用された港が
その開拓を誘因したところである。
 
紀元前から
東方との海洋交易に乗り出していた
イブル人のガド族はさらに
少々南のシンガポールを
寄留港として占有していたはずである。
 
Singa-とはサンスクリット語で
「ライオン」を表している。
古代からインド亜大陸以東には
ライオンは棲息していない。
メソポタミア以西の動物である。
 
その呼称がここに定着しているのは、
西方のライオンを象徴している民族が
渡来し居留した証拠である。
 
向いのスマトラ側に
広く Riau という地帯が広がっているし、
唐代、日本の奈良時代の史料に
「羅越」の地名が遺されているが
これらも「ライオン」に依拠している。
 
旧約聖書のうちに
ライオンを形容に使っている
ガド族、ユダ族が代表的である。
 
創世記の第49章9および10には
次のように述べられている。
 
ヤコブがその最後(死)の日に彼の子達を集めて
それぞれ与えた言葉である。
 
 
ユダは獅子の子、
わが子よ、
あなたは獲物によって成長する。
 
雌獅子のように彼はうずくまり身を伏せる。
 
誰がこれを起こすことができようか。
 
王権はユダを離れず、
統治者の杖は
その足の間を離れることはない。
 
 
最後の文句は前に引用したものである。
 
また「申命記」第23章20は次のようにある。
 
モーセが死の前に
イスラエルの人々を祝福して言ったと
同章の初めにある。
 
 
ガードについて言った。
「ガドを大きくする方はほむべきかな。
ガドは雌獅子のように伏し
腕や頭の頂をかき裂く」。
 
 
「創世記」の当該語は 
ARYH、ariyee、luya の二語
 
「申命記」の当該語はその後者が使われている。
 
さらに「創世記」にある「王権」は
本来
「王権の杖(棒)を表わす ShVT、shevet]
となっているが、
「王権」は MLVKhH、milukhae で、
王は MLKh、melekhである。
 
この語がマレーシアの地名の 
Melaka(Malacca)の原語で、
 
当地がユダ族の中心的寄留地であり、
「神の箱」が一時寄せられたいたことに
始まったと考える。
M.K記
連絡先:090-2485-7908

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