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(3) ソロモン王の奉祭〔神殿建設〕 [神聖の系譜]





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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦 
 
  第5部 イブル・ユダ王国に奉祭された
     「十戒石」の運命 
 
 第1章 エルサレムへの安置
  (3) ソロモン王の奉祭〔神殿建設〕
 
  (A)ソロモン王の追加した木材
 
  歴代誌(下)第1章は次のように始まる。
 
   さて、
   ダビデの子ソロモンは増々王権を強固にした。
   彼の神、主は彼と共におられ、
   彼を並外れて偉大な者とされた。
 
 その第2章は述べる。
 
   さて、ソロモンは主の御名のための宮と
   自分の王国のための宮殿とを建てようと
   考えた。
 
 そこでソロモンはダビデ王を授けたツロの王
 ヒラムのもとに使いを出して助力を求めた。
 ソロモンは使いに説明させた。
 
   私が建てる宮は壮大な宮です。
   私たちの神は全ての神々に勝って
   偉大な神だからです。
 
 と述べ、
 「杉、もみ、アムレグの木材を
  レバノンから送って下さい」
 と要求した。
 ツロの王はその回答を寄せて言う。
 
   私たちの方ではお入用なだけ
   レバノンから木材を切り、
   これを筏に組んで海路をヤフォまで
   あなたのもとにお届けします。
   そこからあなたがたがこれを
   エルサレムに運び上がって下さい。
 
 またダビデ王が用意した金属及び
 木材などの加工を行う者、ダビデが定めた職人や
 ツロの「才知に恵まれた熟練工、職人」が
 加わって神殿建設の準備が整った。
 
  (B)ソロモン王の神殿建設と「契約の箱」の納入
 
  歴代誌(下)第3章は次のように始まる。
 
   こうしてソロモンは主がその父ダビデに
   ご自身を現わされた所、すなわち
   エルサレムのモリヤ山上で
   主の家の建物に取りかかった。
   彼が建設に取りかかったのはその治世の
   第4年第2の月の2日であった。
 
 続いて第4章までその神殿の大きさや
 本堂、内堂、祭壇などの装飾の様子が説明される。
 
  第5章の始めなって言う。
 
   こうしてソロモンが主のためにした
   全ての工事が完成した。
   そこでソロモンは父ダビデが聖別した物、
   すなわち銀、金、各種の器具類を運び入れ、
   神の宮の宝物倉に納めた。
   そのときのソロモンはイスラエルの長老たち
   およびイスラエル人の部族の頭たちと 
   一族の長老たちを全てエルサレムに召集した。
   ダビデの町シオンから主の契約の箱を
   運び上げるためであった。
   こうして
   イスラエルの長老全員が到着した所で、
   レビ人たちは箱を担い、
   箱と会見の天幕と天幕にあった全ての
   聖なる用具とを運び上げた。
   ソロモンと彼のところに集まった
   イスラエルの全会集は箱の前に行き、
   羊や牛の群れを生贄として捧げたが、
   その数があまりにも多くて
   数えることも調べることもできなかった。
   それから祭司たちは主の契約の箱を
   定めの場所、すなわち神殿の内堂である
   至聖所のケルビムの翼の下に運び入れた。
   (略)
   箱の中には二枚の板のほかには
   何も入っていなかった。
   これは
   イスラエル人がエジプトから出て来たとき
   主が彼らと契約を結ばれたときに
   モーセがホレブで入れたものである。
 
 このようにしてモーセの「十戒石」の箱は
 ソロモン王が建設した神殿に安置されたのである。
 
  歴代誌(下)は第35章まで
  その後ユダ族が主として
  奉祭してきた記録が述べられる。
 
 
M.K記
連絡先:090-2485-7908 
 
 

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