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(5) バビロン捕囚の終焉 [神聖の系譜]





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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦 
 
  第5部 イブル・ユダ王国に奉祭された
     「十戒石」の運命 
 
 第1章 エルサレムへの安置
    (5) バビロン捕囚の終焉
 
  (A)ユダ族などのエルサレムへの帰還   
 
  歴代誌(下)の最終末は述べる。
 
   ペルシャの王クロスの第1年にエレミヤより
   告げられた主の言葉を実現するために、
   主は
   ペルシャの王クロスの霊を奮い立たせので、
   王は王国中におふれ出し文書にして言った。
 
   ペルシャの王クロスは言う。
 
   『天の神、主は地の全ての王国を私に賜った。
    この方はユダにあるエルサレムに、
    ご自分のために宮を建てることを
    私に委ねられた。
    あなたがた、
    全ての主の民に属する者はだれでもその神、
    主がその者と共におられるように、
    その者は上がって行くようにせよ』
 
 最後文の「上がって行く」とは
 「エルサレムへ帰還せよ」との意義である。
 
 ここに登場した「エレミヤ」は預言者で、
 彼の活躍は「エレミヤ書」として纏められ
 一書をなしており、
 ユダ王国の人々の「バビロン捕囚」について
 歴代誌以上に詳細に述べられている。
 
 しかし、
 その経過は「誌」とそう異なりはない。
 
 ただカルディアの王名がこちらでは銘記され、
 「ネブカトネザル」とある。
 
 「エズラ書」は
 ユダのエルサレムへの帰還について
 より詳細に説明している。
 
 「ペルシャの王は言う」と
 前記歴代誌の文句を述べる。
 
  そして続けて言う〔第1章3、5〕。
 
   その者はユダにあるエルサレムに上がり、
   イスラエルの神、主の宮を建てるようにせよ。
 
   この方はエルサレムにおられる神である。
   (略)
 
      そこでユダとベニヤンの一族のかしらたち、
   祭司たち、レビ人たち、すなわち
   神にその霊を奮い立たされた者はみな、
   エルサレムにある主の宮を建てるために
   上って行こうと立ち上った。
 
 こうして捕囚を解かれたユダ王国の人々は
 バビロンからエルサレムへ向かって
 出発して行ったのである。
 
 捕囚の時〔紀元前625年〕から70年後の
 紀元前7世紀末年のことである。
 
 この際ペルシャのクロス王は
 彼等の帰還を支援した。
 
 「エズラ書」第1章の同王の宣言の最後に
 彼は述べている。
 
   残れる者はみな、
   その者を援助するようにせよ。
   
   どこに寄留しているにしても、
   その所から、その土地の人々が
   エルサレムにある神の宮のために
   進んで献げる捧げ物のほか、
   銀、金、財宝、家畜をもって援助せよ。
 
 「残れる者」とはエルサレムへ帰還しないで
 バビロンに「残留する者」の意義である。
 
  第1章から述べる。
 
   クロス王はネブカデネザルがエルサレムから
   持って来て自分の神の宮に置いていた
   主の宮の用具を運び出した。
 
   すなわちペルシャの王クロスは宝庫係
   ミテレダテに命じてこれを取り出し、
   その数を調べさせ、それを
   ユダの君主シェシュバツアルに渡した。 
   (略)
   捕囚の民がバビロンからエルサレムに
   連れて来られたとき、      
   シェシュバツアルはこれらの物を
   みんな一緒に携えて上った。
 
  (B)エルサレム帰還の21宗簇
 
  「エズラ書」はエルサレムに帰還した人数を
 「全集団の合計は4万2千360名であった。
 また彼らには男女の歌うたいが200名いた」と述べ、
 その支族名を詳細に説明している。
 
 このうちエルサレムとユダ(州)に帰って来た
 支族名について「ネヘヤ記」第7章が
 区別して記述している。
 
   バビロンの王ネブカデネザルが
   引いて行った捕囚の民で、
   その捕囚の身から解かれて上り、
   エルサレムとユダに戻り、
   銘々自分の町に戻ったこの州の人々は
   次のとおりである。
 
 とあり、
 以下の支族名が上げられている。
 
 その族類は21支族であった。
 
   パルオシュ族、
   シェファテヤ族、
   アラフ族、
   ヨシュア族、
   ヨアブ族、
   エラム族、
   ザド族、
   ザカイ族、
   ビタイ族、
   ベバイ族、
   アズガデ族、
   アドニカム族、
   ビグアイ族、
   アディン族、
   ヒゼキヤ族、
   ハシュム族、
   ベッアイ族、
   ハリフ族、
   ギブオン族、
   エラム族(別の)、
   ハリム族
 
 
M.K記
連絡先:090-2485-7908 

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