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(2) ダビデ王の神殿建設準備 [神聖の系譜]



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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦 
 
  第5部 イブル・ユダ王国に奉祭された
     「十戒石」の運命 
 
 第1章 エルサレムへの安置
  (2) ダビデ王の神殿建設準備
 
  歴代誌(上)第21章の終末はいう。
 
   モーセが荒野で造った主の幕屋(天幕)と
   全焼の生贄の祭壇は
   その時ギブオンの高き所にあった。
   ダビデは神を求めて
   その前に出ていくことができなかった。
   主の使いの剣を恐れたからである。
 
  続いて第22章は述べ、
  ダビデ王が「主の宮」建設の用意に入ったことを
  明白にしている。
 
   そこでダビデは言った。
   「これこそ神である主の宮だ。
    これこそイスラエルの全焼の生贄の祭壇だ」。
   そしてダビデは命じて、イスラエルの地にいる
   在留異国人を招集し神の宮を建てるための石材を
   切り出す石切り工を任命した。
 
 次いで
 「門の扉の釘および留め金用の鉄」
 「青銅」「杉の木」を用意させた。
 
  ダビデの考えが次いで述べられる。
 
   ダビデは言った。
   「わが子ソロモンはまだ若く力もない。
    主のために建てる宮は全地の名となり栄えと
    なるように大いなるものとしなければならない。
    それで、私はそのために用意しておく」。
   こうしてダビデは彼が死ぬ前に
   多くの用意をしておいた。
 
  歴代誌(上)第22章6からソロモンが登場してくる。
 
   彼(ダビデ)はその子ソロモンを呼び、
   イスラエルの神、
   主のために客を建てるように彼に命じた。
   ダビデはソロモンに言った。
   「我が子、私はわが神、
    主の御名のために宮を建てようとする
    志を持ち続けてきた。
   (略)
   我が子よ、主があなたとともにおられ、
   主があなたについて語られた通り、
   あなたがあなたの神、主の宮を立派に
   建て上げられるように。
   ただ主があなたに思慮と分別を与えて、
   あなたをイスラエルの上に任命し、
   あなたの神、
   主の律法を守らせてくださるように、
   主がイスラエルについてモーセに命じられた
   掟と定めをあなたが守り行うなら、
   あなたは栄える。  
 
 そしてダビデはソロモンにそれまで用意してきた
 品々とその加工を行う人々について説明する。
 
   「私は困難の中に主の家のために
    金十万タラント、銀百万タラントを用意した。
    また青銅と鉄はあまりに多くて量りきれない。
    それに木材と石材も用意した。
    あなたが、これらにもっと加えてほしい。
    あなたのもとには石を切り出す者、
    石や木に細工する者、
    各種の仕事に熟練した者など多くの仕事を
    する者がいて金銀青銅鉄を扱うが、
    その人数は数えきれない。
    立ち上がって行いなさい。
    主があなたとともにおられるように」。
 
   そして、
   ダビデはイスラエルの全ての司たちに、
   その子ソロモンを助けるよう命じた。
   (略) 
   「そこで今、
    あなたがたは心を尽くして
    あなたがたの神、主に求めなさい。
    立ち上がって
    神である主の聖所を建て上げ、
    主の御名のために建てられた宮に
    主の契約の箱と神の聖なる器具を
    運び入れなさい」。
 
 ソロモンが建てるだろう「宮」とは神殿
 「主の家」「主の聖所」である。
 
 更にダビデはソロモンにその宮に
 「主の契約の箱」つまり「神の箱」を
 運び入れ安置せよといっている。
 
  歴代誌(上)第23章は述べ始める。
 
   ダビデは老年を迎え長寿を全うして、
   その子ソロモンを
   イスラエルの部族の人々に彼なき後、
   つまりソロモン王を支えるための役目を
   部族毎に分け決めた。
 
 そして同28章においてダビデは
 イスラエルの勇士」たちをエルサレムに
 招集した集会において述べる。
 
   ダビデ王は立ち上がってこう言った。
   「私の兄弟たち、私の民よ、
    私の言うことを聞きなさい。
    私は主の契約の箱のため、
    私たちの神の足台のために
    安息の家を建てる志を持っていた」。
   私は建築の用意をした。
 
 ダビデは彼の子ソロモンを次の王として
 万全の備えをしたかった。
 
 ユダ族がイスラエルの君主として
 神が決めたことを説明し、
 全イスラエルに
 それを主の命令であると宣言した。
 
  第29章は言う。
 
   次にダビデ王は全集団に言った。
 
   「我が子ソロモンは神が選ばれた
    唯一人の者であるが、
    まだ若く、力もなく、この仕事は大きい。
    この城は人のためでなく
    神である主のためだからである」。
     
   私は全力を尽して、
   私の神の宮のために用意した。
   すなわち金製品のため金、銀製品のための銀、
   青銅製品ための青銅、鉄製品のための鉄、   
   木製品のための木、縞瑪瑙、
   色とりどりのモルタルの石の象嵌細工、
   あらゆる宝石、代理石をおびただしく用意した。
 
 最後に
 「ダビデは全集団の前で主をほめたたえ」
 「今、私たちの神よ私たちはあなたに感謝し、
  あなたの栄に満ちた御名をほめ讃えます」と
 全イスラエルに神をほめ讃えることを命じた。
 
  こうして
 ソロモンは主の設けられた王座に着き、
 父ダビデに代わり王となって栄えた。
 
 全イスラエルは彼に聞き従った。
 
 モーセの「十戒石」を納めた「神の箱」は
 エルサレムにおいて
 ダビデ王からソロモン王へと移託されたのである。
 
 
M.K記
連絡先:090-2485-7908 
 
 

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