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(1) エルサレムへの運び上げ [神聖の系譜]


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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦 
 
  第5部 イブル・ユダ王国に奉祭された
     「十戒石」の運命 
 
 第1章 エルサレムへの安置
  (1) エルサレムへの運び上げ
  (A)ダビデ王「神の箱」をエルサレムへ招来
  サムエル記第5章1は述べる。
   イスラエルの全部族は
   ヘブロンのダビデのもとに来てこう言った。
   「ご覧の通り、私たちはあなたの骨肉です」。
 この意味するところは、
 イスラエル(イブル)の全部族が
 ダビデの統率に服することを了承した、
 つまりダビデを王として認めたのである。
 
  続けていう。
   これまでサウルが私たちの王であった時でさえ、
   イスラエルを動かしていたのはあなたでした。
   しかし、主はあなたに言われました。
   「あなたがわたしの民イスラエルを牧し、
    あなたがイスラエルの君主となる」。
   イスラエルの全長老が
   ヘブロンの王のもとに来たとき、
   ダビデ王は
   ヘブロンで主の前に彼らと契約を結び、
   彼らはダビデに油をそそいで
   イスラエルの王とした。
   ダビデは20歳で王となり、40年間王であった。
   ヘブロンで7年6ヵ月、ユダを治め、
   エルサレムで33年全イスラエルとユダを治めた。
 このようにダビデは初めヘブロンにいた。
 しかし、彼はその第5章7でうとおり
 エルサレムへ進攻した。
   ダビデはシオンの要塞を攻め取った。
   これがダビデの町である。
   エルサレムを攻略し、そこに本拠を移した。
   それを「ダビデの町」という。
 
  サムエル記第6章は
  「神の箱」の移転について語り始める。
   ダビデは再びイスラエルの精鋭3万を
   ことごとく集めた。
   ダビデはユダのバアラから神の箱を
   エルサレムへ運び上ろうとして、
   自分につくす全ての民と共に出かけた。
   彼らは神の箱を新しい車に載せて丘の上にある
   アビナダナの家から運び出した。
   (略)
   ダビデは主の箱を彼のところ、
   ダビデの町に移したくなかったので
   ガデ人オベデ・エドムの家にそれを回した。
   (略)
   主は神の箱のことでオベデ・エドムの家と
   彼の家に属するすべてのものを祝福された
   ということがダビデ王に知らされた。
   そこでダビデは行って、喜びをもって
   神の箱をオベデ・エドムの家から
   ダビデの町へ運び上がった。
   (略)
   ダビデとイスラエルの全家は歓声をあげ、
   角笛を鳴らして主の箱を運び込み、
   ダビデがそのために張った
   天幕の真ん中の場所に安置した。
   それからダビデは主の前に
   全焼のいけにえ和解のいけにえをささげた。
 ダビデ王はユダ族というイブル人の一人であった。
 イブル人はあくまで祝祭
 (いけにえを主に〔神〕に献げる)の民であった。
 
  歴代誌(上)第15章も述べる。
   彼(ダビデ)は
   ダビデの町に自分のために家を造り、
   そのときダビデは言った。
   「レビ人でなければ
    神の箱をかついではならない。
    主は主の箱をかつがせ、とこしえまでも
    ご自身に仕えさせるために
    彼らを選ばれたからである。
   (略)
   そこでレビ人たちはイスラエルの神、
   主の箱を運び上げるために身を聖別した。
   そしてレビ人はモーセのことばに従って
   命じられたとおり神の箱をにない棒で  
   肩にかついだ。
 レビ人(族)が主の祭司として
 祝福されたことは既述した。
 ここにおいて神の箱に納められた
 モーセの「十戒石」は
 エルサレムのダビデの町の天幕に
 安置されたのである。
 《参考》レビの子孫-大司祭の系譜
 
 
M.K記
連絡先:090-2485-7908 

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目次5:歴史学講座「創世」小嶋 秋彦 [神聖の系譜]


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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦 
 
  第5部 イブル・ユダ王国に奉祭された
     「十戒石」の運命 
 
 第1章 エルサレムへの安置
  (1) エルサレムへの運び上げ
  (2) ダビデ王の神殿建設準備
  (3) ソロモン王の奉祭〔神殿建設〕
  (4) ユダ王国の滅亡と
     ユダ族のバビロンへの捕囚 
  (5) バビロン捕囚の終焉
  (6) エルサレムの第二神殿の建設
  (7) バビロン捕囚を逃れたユダ王国の人々
  (8) 神の箱〔十戒石〕は行方不明となった
  (9) 神の箱〔十戒石〕は
     ユダ王国の祭司〔レビ族〕と
     ユダ王国王家〔ユダ族〕によって
     秘匿された
 
 第2章 神の箱〔十戒石〕の
     エルサレムからの退避行 
  (1) 紅海を南下してジプチへ
  (2) 極東へ運ばれた神の箱 
 
 
 
M.K記
連絡先:090-2485-7908 

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