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第二章 メソポタミアと牡牛 [創世紀(牛角と祝祭・その民族系譜)]

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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
 執筆時期:1999~2000年

《第二章 メソポタミアと牡牛
 ドゥルガーという
 もう一つの尊称を得た
 デーヴィー女神に関する要件で
 さらに疑問が生じる。
 
 女神に刺し殺される悪魔は
 なぜ水牛ないし牡牛の姿なのか
 などの疑問である。
 
 この疑問に対しても
 魔女ホーリーの原像の考察とも
 同様であるが、
 インドの資料だけを分析しても
 その本当のところは
 解ってこないだろうという見解を持つ。
 
 他の文明地域の資料の中に
 データ収集・分析するのが
 望ましいと判断する。
 
 デーヴィー女神が
 虎を乗物としたこと、
 三叉の矛で突き立てる相手が
 水牛ないし牡牛の姿であること、
 伏せて圧え倒して足踏みにし、
 その上に立つ行為などの
 根幹をなす主題に
 モデルがあったのではないかという
 考察をしたいのである。
 
 プロトタイプ化した伝承があり、
 それがインドにも移植され、
 独自の環境の中で
 徐々にいろいろな装飾が付けられて
 インドらしい物語に
 成り立ってきたのだろうという
 仮題が提起されるのである。
M.K記
 連絡先:090-2485-7908
 
 

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