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(四) 「出エジプト記」で述べられた 十戒石の奉祭仕法 [神聖の系譜]


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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦 
 
第二部 メソポタミアとイブル〔ヘブライ〕
 第四章 モーセと「十戒石」
 
  (四) 「出エジプト記」で述べられた十戒石の奉祭仕法
 
  第三五章以下には、
 モーセがイスラエルの人々を指導して
 十戒石を奉祭する仕法を具体化していく様子が
 述べられる。
 
 四節から
 「主のもとに献納物を持って来なさい。」
 と幕屋建設の準備のための
 「金、銀、青銅、青柴・緋色の毛糸」など
 多くの品がモーセによって集められる。
 
 その内容をここに転載して述べる
 必要はないだろう。
 
 ただ第三七章によると、
 十戒石は「箱」に納められるといっている。
 
 そして第三七章では祭壇を
 築くように示めされている。
 
 また祭司としての
 モーセの兄アロンの祭服、胸当てや上着などの
 細目が指示される。
 
 第四十章からは実際の幕屋の建設が始まる。
 
   主はモーセに仰せになった。
   第一の月の一日に幕屋、
   つまり臨在の幕屋を建てなさい。
 
   あなたはそこに掟の箱を置き、
   垂れ幕を掛けて箱を隔て、机を運び入れ
   その付属品を並べ燭台を運び入れて
   灯をともす。
   (略)
   モーセは主が命じられたとおりに行った。
 
   最後に幕屋と祭壇の周囲に庭を設け、
   庭の入口に幕を掛けた。
 
   モーセはこうしてその仕事を終えた。
 
 さてここで「十戒の石板」を「出エジプト記」などが
 どうイブル語経典で表記しているか確認したい。
 
 「出エジプト記」第二十四章一二に
 LKhT-HAVN〔板-石〕とある。
 
 第三十一章一八、第三十二章一五には
 ShNY-LKhT-HIDT〔二つの-板-証の〕とある。
 
 第三十四章二九にも同様の表記があるが、
 また一及び四には 
 ShNY-LKhT-AVNYM〔二つの-板-石の〕とある。
 
 「申命記」第九章十、十一、第十章一にも
 同じ表記がある。
 
 さらに「出エジプト記」第三十二章一五には
 「板には文字が記されていた」とある。
 
 そのイブル語は KhTVYM〔書かれていた〕で、
 現在形の KhTV は「書く、記す、記録する」で、
 また同じ綴りでの名詞は「字、文字、筆跡」を
 表す。
 
 「筆跡」はその十五において 
 「彫りこまれた」とある KhRVT で、
 現在形が KhRT で「刻む、彫る」である。
 
M.K記

 連絡先:090-2485-7908

 


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