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神聖の系譜:まえがき [神聖の系譜]



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『神聖の系譜』
メソポタミア〔シュメール〕
ヘブライ&日本の古代史
 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
 
《まえがき
 
  日本の神社の祖地は
 メソポタミアであった。
 
 <神に犠牲を献げる〔供犠〕文化を知らな
  世界の古代史は解らない>
 
 この本を手に取って下さって”ありがとう”
 
 all-gado〔神-偉大な〕
 
 「大いなる神(に感謝を)」
 
 [蟹座]神に食饌を献げ続けている日本の神社
 
 [蟹座]ヘブライもメソポタミア文明の踏襲者
 
 [蟹座]ヘブライの〔聖櫃〕はローマ帝国侵攻直前に
  エルサレムを退避した
 
 [蟹座]日本に渡来したイスラエル人はガド族が初め
 
 [蟹座]ヘブライの王族ユダ族も日本に渡来した
 
 [蟹座]モーセの十戒石〔聖櫃〕は日本に隠されている
 
 [蟹座]日本全域に広がるヘブライの神信仰〔大国主神〕
 
 [蟹座]日本は世界で最高・最善の聖地
 
創英社/三省堂書店
 
「神聖の系譜」
 
メソポタミア[シュメール]
ヘブライ&日本の古代史
 
 まえがき
 
 「日本の古代史には
  謎が多く秘められています。
  特に5世紀以前の歴史には
  それが顕著です。
  当講座は
  そのような不明のままになっている謎を
  『記・紀』などの日本の古代史料は元より、
  中国、インド、メソポタミア、
  ギリシャなどの古代史料を参照しつつ
  解明すべく挑戦しております。
  よって当講座は
  古代の秘密のヴェールを切り裂く
  独特の研究成果となっております」。
 
 これは平成十四年に歴史を学講座「創世」を
 開始して以来、
 月々の案内書に記述している慣用句です。
 本書の状況も全くこれに同じです。
 
  当「神聖の系譜」は必然上記の
 中国、インド、メソポタミア、ギリシャなどの
 古代史料を丁寧に研究した結果として
 知り得た内容を基礎に
 日本を取り巻く古代史について
 整理したものです。
 
  著者が最も嫌うのは「語呂合わせ」です。
 それは多くの歴史解釈の上に弊害を
 もたらしています。
 その害を除くためには関連事項の「系譜」を
 正確にして明白に弁明しなければなりません。
 それぞれの事項の背景を説明できなければ
 ならないのはも当然です。
 本書は誠に地道な作業を繰り返して
 一般の方々に
 公開できる段階に至っているのです。
 
 用語によって現代と古代では
 概念が異なっている例が多くあります。
 日本の事情からいうと、
 七世紀天武天皇がすべての「記述」は
 漢字に統一するとの勅命を出してしまったため、
 かなりの混乱を
 平安時代に至るまで来しています。
 
 ここでは例を挙げるのはよしますが、
 あの『古事記』さえ、
 その序文の中に
 「華夏」だの「周王」などあることからすると、
 編者太安万侶等がシナの
 『史記』などを読んでいて、
 その影響に書き上げられたものとみられます。
 
 日本の史料がそんな状況下で作成されたことを、
 二十一世紀の今日では認識すべきでしよう。
 
  さて、
 本書の「神聖」について辞書の「言辞林」は
 
 「①けがれなく尊いこと。
   清らかで冒しがたいこと。
   またそのさま」と記している。
 それから例として歴史上の事項であった
 「神聖同盟」を上げ
 「ウィーン会議直後の一八一五年九月、
  ロシア皇帝アレクサンドロス一世の
  提唱により結成された列国君主の同盟。
  キリスト教の友愛と正義の精神で
  平和維持をはかることを誓約」
 と説明している。
 また「神聖ローマ帝国」の例も略記している。
 この解説からすると西欧のキリスト教の人々の
 精神を表わすように思われてしまう。
 
  そこで「神聖」の漢字の発祥についてみる。
 まず、諸橋轍次の「大漢和辞典」にもあるが、
 「聖」字について
 白川静の「字通」や「字統」に詳しい。
 彼の解説によると同字の本字は「聖」字で、
 その概念は
 「祝祷して祈り、
  耳をすませて神の応答するところ、
  啓示するところを聴くことを示す」とある。
 ここでいう「祝祷(しゅくとう)」とは
 広辞苑がいうような
 「キリスト教で牧師が礼拝式の終わりに
  会衆のためにする祈?」などではない。
 どうも日本の現代文化は
 キリスト教に大分影響されすぎている。
 
 白川静がひく「祝祷」とは祝祭を以って
 神に祈祷、つまり供犠することを指す。
 そして従順に
 「神の応答するところ、啓示するところを聴き」
 その啓示の意義の通り行動することを
 祈った者は求められるのである。
 聖字内にある「口」は「入れ物:器」を示し、
 祝祭のための生贄(いけにえ)を
 台の上にそなえることを意味する。
 「神聖」も同じことで、
 「聖」により神に対する祈?であるとの内容を
 具体的に表現したものとなる。 
 
 「聖」字が甲骨文字から始まったのであるから、
 シナの古代において祝祭が行われていた
 証明となっているわけである。
 
 漢字のうち最も「祝祭」を表わすものは
 「商」で、
 分解した解説は除けるが白川静によると、
 神の前に台を置いてその台上に
 いけにえを献げるとの作りである。
 「口」は「口のある動物」によるので、
 この際の「いけにえ」は
 羊、牛、豚などの動物であった。
 
 商王朝〔殷〕は一般の人々から
 祈祷をする宗教行為を取り上げ禁止し、
 王〔皇帝〕の独占とした。
 そしてまた羊飼いである「羌族」という
 人間までも犠牲にした。
 
 多くの甲骨に何人犠牲にしたらよいかとの
 「占い」の問いかけが書かれて残っている。
 
 そのために、羌族の中心人物であった
 呂尚〔太公望〕は周の王であった文王と結託して
 商王朝を滅ぼしたのである。
 彼が川で釣のついていない糸を
 垂らしていたなどの
 伝承は後から付け加えられた
 挿話にしかすぎない。
 
 ところでこのシナの古代における祝祭は
 メソポタミアからもたらされた祭儀で、
 紀元前三千年からもう始められていた。
 
 商などシナの黄河文化は
 紀元前二千年頃からである。
 
  祝祭が大きな役目を果たしていた地域として
 インドについても
 若干説明しておかなければならない。
 
 その祭儀はアーリア人によって展開されたが、
 彼等がヒンズークシ山脈を越えて
 インドアジア大陸へ進出し始めたのは
 紀元前一五〇〇年頃で、
 メソポタミアの近くから牛飼いを集団として
 千年位かけて南下してきた。
 
 そして
 紀元前八〇〇年頃にバラモン教を成立させた。
 この宗教は祝祭を行う信仰であった。
 同教の第一の聖典はリグ・ヴェータで
 紀元前二〇〇〇年頃から始まり、
 インドへの進入の際にはインドラ神を中心とする
 東征の勢力として描かれている。
 このヴェータ類を信奉する人々を
 バラモンという。
 本来は祭官だけだったが、
 ヴェータの諸神を信奉し祝祭を行なう者を含めて
 バラモンというようになった。
 バラモン教の祝儀には牛の生贄も含まれていて、
 後のヒンズー教とはその信仰には違いがある。
 この信仰もメソポタミアから伝承されたもので
 メソポタミアの文化の影響したものであった。
 
  そして、
 本書が主に対象とするのがヘブライ文化で、
 また日本文化である。
 
  一般に「ヘブライ」というが、
 本来は IBR で IBRY はヘブライ人である。
 「ヘブライ」は HIBRY
 〔H-IBRY, の-イブル人〕で
 「ヘブライ人の」と解釈されるのが
 イブル語の語義である。
 彼等もまた「供犠の人々」であった。
 詳説は本編の中で行なうが、
 その素地はメソポタミアの
 「シュメール」であった。
 
  そして最後に日本であるが、
 全国的に広がって鎮座している神社では
 二十一世紀の今日でも、
 神に対する奉献を日々欠かさず行っている。
 その教義の物品
 動物など生き物〔宍〕ではないが、
 その本質はメソポタミアに発祥したものである。
 
  この「供犠」の文化を系統的にあるいは
 系譜立てご説明申し上げるのが
 本書の目的となっている。
 
  本書を全般に亘って目通しするのは
 かなり忍耐が要ると思います。
 
 この本に対処しようと決意下さった皆様方には
 まず本心からお礼を申し上げたいと思います。
 
 「ありがとう」
 ALH-GDY, ali-gadol
 〔神-偉大な〕
 「大いなる神」に感謝を。
日本.jpg
古代日本へ渡来した人々の系譜 
M.K記

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