第五章 旧約聖書「創世記」ノアの系譜 [創世紀(牛角と祝祭・その民族系譜)]
『バグダッド下水音頭』http://blog.livedoor.jp/matmkanehara10/archives/52049176.html
《第五章 『旧約聖書』「創世記」ノアの系図》
「神聖の系譜」出版協賛のお願いhttps://matmkanehara.blog.so-net.ne.jp/2019-03-14-4
(かっこ○´д`○)こんにちわぁ♪
創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
創世記第一〇章は述べる。
「ノアの子セム、ハム、ヤペテの系図は
次のとおりである。
洪水の後、彼等に子がうまれた。」
この三人の名前、
セム Shem、
ハム Ham、
ヤペテ Japheth については、
その語義を詮索しない方がよいのかもしれない。
だが、
それぞれに連なる系図の人々の特質を考えると、
やはり検索せざるを得ないのである。
セムはシュメール語の
šum(供犠する)に由来する
「供犠の人々」と考えられる。
ハムは、ゲオルギ(グルジア)語の天候
hava 、あるいは
シュメール語の天 am に係わり、
「自然神崇拝者」の人々の
代名詞と考えられる。
ヤペテは、
ギリシャ語のάπο-θεώ(apo-theo)
(人間などを神として崇める)、
ラテン語の apotheosis 、
ドイツ語の Apotheose 、
サンスクリット語の avatana に係わり
「神化宗派」ということができる。
このヤペテ名は
日本の神道にとっても重要な用語である。
つまり
「八幡ヤハタ」こそ
サンスクリット語を通して
日本へ入ってきた「ヤペテ」なのである。
八幡神を初め、
北野天満宮、
豊国神社、
東照宮
など実在した人物を神格化して
信奉している神社が多い。
八幡神社は大分県宇佐神宮を総本宮とする。
同神宮の祭神は
第一殿に八幡大神、
第二殿に比売大神、
第三殿に神宮皇后が祀られており、
八幡大神は誉田別尊、
つまり、
応神天皇のことで、
人間を神として崇拝しているのである。
この経緯がヤペテ(ヤハタ)なのである。
この例によりその性質を理解できる。
M.K記
2019-08-01 07:38
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0
コメントの受付は締め切りました