第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(4)クレタ島:クノッソス [創世紀(牛角と祝祭・その民族系譜)]
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《第三章 カルト(スバル)人の地中海進出(4)クレタ島:クノッソス》
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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
この島のギリシャ語名は
Κρητη クリティである。
その意味が「牡牛の角」であり、
同島がケルト島であることは
十分納得できるところである。
クリティの名をつけたのは後にやってくる
ミケーネ文化の担い手は
ドーリス人たちであっただろうと思われる。
クノッソス宮殿の東側を流れて
エーゲ海に流れ入る川は Kairatos という。
ギリシャ語における ai の発音は「エ」となる。
例えば
Aijaiwv はエーゲ海であり、
Aijvptos はエジプトである。
よって
kairatos は「ケラト」となり、
角を意味することとなる。
さらに
クノッソス Knosos を
クレタ島の古文字(線文字B)に探ると
ko-no-so と表記されるが、
これは
ko-(lあるいはr)no-so と訓読できる。
この性格は線文字Bとギリシャ語との対応から
導き出された同文字表記の規則で、
青銅は ko-ko- と表記されるが
ギリシャ語では kha(l)ka(s) 、
少年は ko-wo と表記されるが、
ギリシャ語では
ko(l)wo(s) であることに対応する。
ko-(l/r)no-so はギリシャ語の
kopvjtis 棍棒を持ち歩く人が直接に結びつき、
王位にある者の表徴となる。
クノッソス宮殿には双斧の間があり、
「双斧」が王位のシンボルであることが知られるが、
その形象は明らかに「奉献の角」で、
二又の矛と同義である。
ギリシャ語の「角」は
kepas 、kepatos で Konoso の
直接に転訛した結果かもしれない。
古代にヘラクレオンと呼ばれた
「ケルト川」河口に近い町は現在
Canda と呼ばれる。
また、
バローチー語で角を kant という例がある。
Ko-lr-no-so が礎になり
ラテン語の cornu が誕れ、
ローマ帝国の影響で
フランス語、スペイン語、英語へと
波及したと考えられる。
クレタ島とローマの祖地、
ラテン語の母体であった
ラチウムとは深い関係にある。
クレタ島に住み付き
「牛頭崇拝」を根付かせた人々とは
「ケルト人」であったことは今や明らかである。
しかし、
彼等はどこから来たのだろうか。
M.K記
2019-07-19 10:01
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