第3章 邪馬台国は「御木国」にあった(1)「邪馬台」の祖語と語義 [日本創世紀]
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日本創世紀
―倭人の来歴と邪馬台国の時代―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
《第3章 邪馬台国は「御木国」にあった〔その所在地〕》
(1)「邪馬台」の祖語と語義
さて、
その所在地を説明する段階となったが、
「邪馬臺」は古代の漢語音で
何と発音されていたかを調べてみる。
「邪」は「シャ、ジャ〔hasieh〕」あるいは
「ヤ〔yeh〕ヨ〔yū〕」、
「馬」は「バ、メ〔ma〕」、
「臺」は「タイ、ダイ〔tai〕」で
これまでの見解を踏まえると
〔yeh-ma-tai:ヤ-マ-タイ〕で、
またその発音は
〔hasieh-ma-tai:ジャ-マ-タイ〕でもある。
魏略には「鎮馬台」とあり
「ジャマタイ」に近い。
そこで考慮すべきは
「ヤ」と「ジャ」の発音が
両方可能な用語であるかである。
それをこれまで参考にしてきた
末廬国や奴国、不弥国名の祖語となった
サンスクリット語や
アズミ語の用語あるいは
倭語にさぐってみると、
興味ある用語があることが解った。
サンスクリット語の
jambu-dvipa がそれで、
本書はそれを「ヤマタイ」の
源語と結論づける。
サンスクリット語は
世界の言語学のうえで
今では
インド・ヨーロッパ語圏といわれる
ギリシャ語、ラテン語、ペルシア語、
ドイツ語、フランス語、英語などと
同類の一言語として了解されている。
そのうち日本の呼称 Japan はまた
同じ仲間の異なった言語においては
Yapan と表記発声されている。
つまり
ja と ya には互換性があるのである。
よって
jambu は「ジャンプ」でもあり、
「ヤンプ」でもある。
よって
jambu-dvipa は「ヤマタイ」でおかしくない。
同語は漢訳され
「閻浮提:ジャンプダイ」と音写され、
また「贍部洲」とも表記されている。
Dvipa が「提」となっていて
「台」とほとんど同音である。
また「洲」に込められた概念は興味深い。
サンスクリット語の同語の語義は
「ジャンプ樹のある
大きな二つの河に挟まれた土地」で
「インド亜大陸」を表象している。
まず
dvi は英語のtwoで
pa が「河中の砂州」を表わしている。
「二つの大きな河」とは
インド洋とアラビア海で、
双方にインドは東西を囲まれている。
次に
jambu であるが、
「ジャンプ樹」と表記される
仏教で須弥山と漢訳される
sumeru 山にある巨大樹〔喬木〕の名称で、
その大樹を中心とする台地〔州〕が
jambu-dvipa である。
同語の一般的通念は
「インド亜大陸」ではあるが、
また「インド」をも指している。
このような背景から
「ヤマタイ」は
「インド」のことと理解される。
このインド人、アーリア系の人々である。
前章「(6)奴国」の説明の際」
その中心的人々は
非アーリア系の人々と説明し、
また「(7)不弥国」の場合
その語源が
arya-bhumi〔有弥の里〕の bhumi にあり、
同地が日本海側の
アーリア人の居留地とも説明した、
邪馬台国こそ
アーリア人系貿易商人たちの
中心的居留地だったと考えられる。
なにしろ有明海の「アリアケ」は
ARIAKEが源語で
「インド」ないし「インド人」だからである。
M.K記
連絡先:090-2485-7908
2019-03-16 07:47
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