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#58966;(かっこ○´д`○)こんにちわぁ♪#58966;





 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年



《第一章 豊宇気毘売神(登由宇気神)》



 ウケは牡牛の意味であり、

 また

 「食物、食膳、饌」の意に

 用いられることが明らかになった。

 

 ここに至って

 豊宇気毘売神に触れない訳にはいかない。

 

 いうまでもなく、

 伊勢神宮、天照皇大神宮の

 御饌都(みけつ)神として

 外宮に祀られている

 豊受大神にことである。

 

 御饌都神は

 「ミケツ神」と称されてきたが、

 大気都比売と同様に

 「オケツ神」と読み替えるべきだろう。

 

 豊宇気毘売神のトヨ(豊)は

 「多く富んだ」であるが、

 別称の「登由」から判断すると

 

 サンスクリット語の 

 dgu (天上の、天界の、神の)の音写で、

 

 登由宇気は神の食膳

 「神饌(しんせん)」と理解される。




M.K記